映画『ゆきてかへらぬ』公式サイトNEWS

予告篇解禁&主題歌決定!

3人の壮絶な青春を映し出す、予告篇が解禁!
感情を露わに愛を吠える広瀬すずや、木戸大聖・岡田将生からも衝撃台詞が続出

主題歌は新進気鋭のシンガーソングライター、キタニタツヤが書き下ろした「ユーモア」に決定!
中原中也の文学に陶酔していたというキタニが愛とリスペクトをこめて制作した楽曲となっており、予告篇でもその一部が初披露となった。

キタニタツヤ コメント

詩を書くということは、意味なくただそこにあるだけの現実をあえてユーモラスに捉えて解釈し、言葉というフォーマットで出力しなおす営みだと思っています。単に「面白おかしく」という意味ではなく、ありていでない眼差しを向けることによって現実に隙を見出す、何らかの安らぎの余地を加えるという意味でのユーモア。

加えて、人は永遠ではあり得ないのに反して言葉は永遠になり得ます。残された言葉は他者の心を撫で続ける。現代に生きる私はそういうふうに中原中也の詩に触れてきましたし、泰子もそうだったのかもしれません。

「ゆきてかへらぬ」ラストシーンでの泰子と小林にとって中也の詩はどう響いていたんだろう。また劇場を後にする私たちにとって「ゆきてかへらぬ」という映画そのものはどう響いていくのだろう。そうしたことを考えながら歌を作りました。